2013年01月29日



シロモツの串がぼちぼち定着してきた。

新しい串を開発してもなかなか認知されず廃盤になるものが多い中で健闘している。


シロモツを食べられたお客さんから
「おっ、これはダルムやね」
と言われることがある。

シロモツ定着の背景にはダルムの影響がありそうだ。


久留米の焼き鳥屋さんでは定番のダルム。
佐賀のお店ではあまり見かけないけれど、久留米で食べて馴染みがある人もたくさんいるだろうし、うちでシロモツを出しても違和感なく受け入れられる下地が既にあったのだ。


しかし、果たしてだいやすのシロモツはダルムなんだろうか?


うちで使っているのは豚の直腸。シロモツという商品名にしたのは、直腸の基本的な処理の仕方を学んだ専門書からとったもの。

その本では直腸はシロ、またはテッポウと書かれている。
ダルムについては全く記載がない。関東系の焼き鳥屋の専門書だからだろうか。


ネットでダルムについて検索したけど、詳しいところは分からなかった。ただ、どうやら小腸を使っているらしい。


うちは直腸を使っているから、小腸を使う久留米のダルムとは別物だということが判明した。

久留米大の医学部生がダルムと名付けたらしいというのは有名な話しだけど、ドイツ語の医学用語のダルムは腸管の意味で、小腸から直腸までの腸全体のことを指しているらしく、小腸=ダルムというのは正確ではないよう。

ダルムが腸全体のことならシロ(直腸)もダルムと呼んでもおかしくはないのか。

(だいやすシロ【直腸】≠久留米ダルム【小腸】)=ダルム【腸】

よくわからんね。



ちなみにシマチョウと呼ばれているのは大腸、焼肉屋さんにある丸腸は小腸のことだったりする。







Posted by ダイヤス at 17:53│Comments(0)
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