› 焼き鳥だいやす・酒滴血滴 › 2011年08月

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2011年08月31日

陽の当たる場所へ



実力者がいる。

そのポテンシャルは店でも1.2を争う。

彼を下処理する際、ラーメン屋か?と間違ってしまう程、トンコツ臭が発生する。
それはつまり、それだけ豚の旨味が彼には詰まっていることの表れだ。

確かに彼のいぶし銀的な美味しさを知っているコアなファンはいる。


が、いまひとつ日の目を見ない、日陰者。
メジャーになれない。
ようするに、売れない地下アイドル。



部位的に主流派ではない。
ルックスも弱い。
事務所(うちの店)のプロモーションもない。

マスターは「あいつはそれでいいのさ」と突き放す。


ワタシはただ、いつの日にか彼がその実力を認められて、華やかな表舞台に立てることを願ってたんたんと焼くまでのこと。




「ぶたのどナンコツ」よ陽の当たる場所へ。


  


Posted by ダイヤス at 12:50Comments(0)

2011年08月30日

マスター盛り



お客さんたちが盛り上がっていた大盛り定食屋の話が、聞いていて新鮮だった。

「オオバカモリ食堂」とか「一平」とかその他いろいろ。

一平って三日月の?

昔はうちの店の近くにあったんですか。

驚いた。

食べ盛りの高校生当時でも食べきれんやったよって懐かしそうだった。



うちのマスターも変なところでバカ盛りにしやがります。

写真はお茶漬けの付け合わせ。
そんなにワサビ使わんやろう。
漬け物もそんなにたくさん、、

酷いのはハムとかに添えるマヨネーズ。
ブリブリってこんもりのっけて、非常に品がない。

醤油や薬味類も過剰に出すから、いつも皿に残っていてモッタイナイのです。


言っても直らんから、これは一種のビョーキだね。

誰かから文句を言われるわけでもないから(見た目は美しくないけれど)、マスター盛りは愛嬌ということで流しています。



  


Posted by ダイヤス at 17:21Comments(2)

2011年08月29日

便利な調理器具



うちの店の焼き場は網焼きです。

本来、串を焼くところだけど網なので、魚でもなんでも上にぽんと置いとくだけで何でも焼けちゃうし、放置プレイonTHE鍋で煮物も出来ちゃう。

むかしお客さんが焼いてくれろとマグロの頭を持ってきたときも、ドカンと網に置いて1時間かけて焼いたらしい。


ヒマな時はヤカンでお湯も沸かせます。



  


Posted by ダイヤス at 17:53Comments(0)

2011年08月27日

省エネの夏



省エネの夏。

蛍光管を抜いた。
というか切れた。

営業中に。

チカチカやりはじめたのを見かねて、居合わせたお客さんが「とっちゃいましょう」と、外してくださった。

カウンターの真ん中のところ。

店内がとても暗くなった。
バーみたい。
というより開店休業状態。

省エネといってもこれじゃあね。
オサレ居酒屋でもないし。


食べ物は明るいところで健全に。
薄暗いトコロでコソコソと。
省エネは別のところでがんばろう。


  


Posted by ダイヤス at 15:53Comments(0)

2011年08月26日

もってる男



アメリカを目指して今春引退したバイトくん。

紆余曲折あって院に収まることになって、またお世話になり申すとカムバックしました。


復帰初日の昨日、ヒマだなーってマスターとふたり呆然としていたところ、遅れてきたバイトくんが入ったとたん、ゾロゾロとお客さんがやってきた。
とびこみの団体さんもあって、だらけきったふたりはてんやわんや。バイトくんは復帰戦とは思えぬ冷静さで淡々と仕事をこなす。

ヤツめがもってるね。

彼は今日も入ってくれるんだけど、これでまた忙しかったら本物や。そうなったら「ヤキトリ王子」って呼んでやろう。



  


Posted by ダイヤス at 16:01Comments(1)

2011年08月25日

い○○○



大分より旬の香りをお届け、されました。


‘’今年も、日頃の感謝の気持ちを込めまして、○い○○のふるさとで実りました、旬の「かぼす」をお送りいたします。
爽やかな香りと味わいは、一年を通じて今が一番の時期です。また、麦焼酎との相性も抜群で、いつもと違った味わいをお楽しみいただけることと思います。
どうぞ「○○ち○」とともにお楽しみください‘’


毎年ありがとうございます、三和酒類株式会社様。
かぼす入れていただきます「○○○こ」ば。

  


Posted by ダイヤス at 17:49Comments(0)

2011年08月24日

OP-イモロック



8月23日

フタサン・マルマル
豪雨。外の側溝と繋がっている床下の排水口から雨水の浸水始まる。

フタサン・サンマル
お客さんがお帰りになる。水はすでに床に敷いている板を浮かせる程度に侵入。


フタサン・サンゴ
オペレーション・イモロック開始。

まず床に置いている物を客席へ移動させる。
水は10センチの地点に到達。迅速な作業が求められる。がマスターはTVに没頭。
次にカウンター冷蔵庫内の食材を2Fの冷蔵庫に移す。
ここで問題発生。冷蔵庫が一杯になる。
自宅から二等兵を緊急召集。車で残りの食材を退避させる。


8月24日

マルマル・マルマル
浸水は15センチ地点に。
床の板を上げて、排水口にポンプを投下。
ポンプ起動、排水開始。
外はまだ雨。排水よりも浸水量が多くて水位はまだ下がらない。一進一退の攻防。


マルマル・サンマル
「腹へったけんラーメン食って帰るばい」
マスター敵前逃亡する。
ローソンで食糧、弾薬(たばこ)を調達する。前の道路は若干の冠水。


マルフタ・マルマル
雨が落ち着いて、水位が下がり始める。


マルフタ・ヨンマル
カウンター内の排水完了。ポンプ停止。
しかしまだ浸水は続いている。


マルサン・マルゴ
再び排水口が水で一杯になったので、ポンプ再始動。
約5分で排水するも、いまだ浸水が止まらないので15分間隔でポンプの起動・停止を繰り返す。


マルサン・サンマル
ヒストリーチャンネルの「UFOハンターズ」という番組がチープすぎてウケる。


マルヨン・マルマル
雨はすでにやんでいるが水はまだ引かない。有明海の満潮が3時30分なので、あと一息か。

マルゴ・マルマル
やっと浸水が止まる。


オペレーション・イモロック終了



  


Posted by ダイヤス at 15:10Comments(2)

2011年08月24日

まだまだ続く。の?



カウンター内の水はとりあえず駆逐。

けれども、まだ水が染み出してくるので15分ごとにポンプを回して排水中。
もう雨はやんでんのになぁ。

ヒストリーチャンネルが面白いので退屈はしないけど、そろそろ眠いぜ。


  


Posted by ダイヤス at 04:09Comments(0)

2011年08月24日

がんばれ。



厨房侵入まであと10センチ。

がんばれ排水ポンプ!

負けられない闘いが、今まさに、ここにある。


  


Posted by ダイヤス at 01:21Comments(0)

2011年08月24日

きたよ。



浸水。

現在カウンター内がくるぶし上くらい。

まだ降るんか?やんのか?

さっきオニギリとタバコ買い込んできた。

徹夜で見張りじゃい。


  


Posted by ダイヤス at 00:22Comments(0)

2011年08月19日

物流



オクラを串に刺していて、ふっと考えた。

オクラを初めて食べたのはいつのことだろうか。はっきりと覚えていないけど、そんなに昔から食べていたものじゃない気がする。

ゴーヤとか水菜とかもそんな感じ。子供の頃はそんな野菜なかった。
いつのまにかお店に並ぶようになって、いつのまにか普通に食べるようになった。

どれも新たに発見された新種の植物って訳わないから、物流の拡大発達システム更新等々が要因か。

産地が広がった。消費者のニーズの合わせてってのも考えられるね。


珍しい野菜といえば、以前唐津のイタリア料理店で食べた「サボイキャベツ」の素揚げなるものが美味しくて良く覚えている。

その後、佐賀の八百屋で見かけたので買って食べたのだが、それほどおいしくなかったのである。

  


Posted by ダイヤス at 17:39Comments(0)

2011年08月18日

お勉強



昨日は休みでしたが、TOKIOからテレビの取材が来るってことで店で呑みながら待機。

取材・撮影が終わってどっかで呑むべいと、普段なかなか行けない近所の焼き鳥屋に突撃。


このお店は創業41年の超老舗で83歳になるお婆ちゃんが一人で切り盛りされている。

カウンター6席のみの小さなお店で目の前に焼き場があって、お婆ちゃんが串を焼き上げている様子が見れて楽しい。

41年の年季が入ったさすがの手さばきで、出された焼き鳥はどれも美味しかった。特に椎茸やピーマンなんかの野菜系の焼き具合は絶妙。

これからもお元気な間は是非とも続けていって欲しいと思ったね。
勉強になりました。


  


Posted by ダイヤス at 16:28Comments(0)

2011年08月16日

葱のはなし



片付けをしていたら、古い新聞の切り抜きと生原稿が出てきた。

先日、その原稿を書かれたご本人が来店されたのでブログで紹介したいとお話ししたところ、快諾いただいた。


引用
‘’焼き鳥屋にも何軒か馴染みができて、よく通うが、考えてみると、肝腎の肉類は余り注文せず、葱を筆頭に銀杏とかピーマン、椎茸などを焼いてもらうことが多い。‘’


記事は15年前に書かれた窓乃梅酒造の新聞広告で、ライターは筒井ガンコ堂さん。

記事はこう続く。


‘’ま、それは別に考えるとして、今度、葱を焼いてもらうとき、試みてみたいことがある。四センチほどの長さに切ったふくよかな白葱を、串にささないで、そのまま素焼きにしてもらう。そして焼けたら、焦げ目のついた一枚目を剥き、思い切って捨て、残りの真っ白の葱に塩をふって食べるー‘’


なんて粋な葱の食い方だろう。
また、写真の葱がとても美しくて、ほんとにうちの店で撮影したのか疑いたくなるくらい上品。


‘’自然の甘味で、酒も随分とすすむことだろう‘’

と結んである。
いやぁ随分とすすむでしょうね。

月イチの連載広告だったようで、この体裁っていまの黒霧島のCMの先駆けだよなぁなんて思った。


15年前はまだまだ世の中も元気で、こういう渋いのを肴に飲み歩く粋なオトナたちが存在していた時代だったんだね。

振り返って今はというと、、
みんな葱くって元気出さないとね



あ、今日と明日はお盆休みをとらせていただきます、はい。


  


Posted by ダイヤス at 09:18Comments(2)

2011年08月10日

元気ネバネバ。



夏バテだ。

体調が芳しくないし、気が散って集中出来ない。頭がまわっていない。


こんなことは近年なかった。

老いたか?
飲み過ぎなのかもしれない。


いや、きっと暑さのせいさ。
夏バテさ。


体力回復にはネバネバがよかろう。
でもしつこいのは嫌だ。


山芋を皮のまま輪切りにして、塩ふってさっと焼いた。
ワサビandゆずコショウで食った。

塩だけだとちょっと物足りない。
でもそのくらいでいいのだ。
醤油をたらすと酒が呑みたくなる。

目的のネバネバではなく、サクサクだけど、でもそれでいいのだ。
口の中では結構ネバネバさ。



元気になった。

気がする。


よし、今日も呑むべ。

  


Posted by ダイヤス at 16:57Comments(0)

2011年08月09日

暇潰し



酒を呑むこと以外に趣味がまったく無いマスター。

そんなヤツの暇潰し。


ネタの下に敷く「す」の修理。

うちで使っているバットに丁度合う「す」はもう売っていないらしく、タコ糸使って夢中になって直します。

それはいいのだけど、マスターは片付けをしないので修理の後に散らかっている糸グズを掃除するのは、いつもワタシ。


  


Posted by ダイヤス at 16:40Comments(0)

2011年08月06日

平常心



今日は栄の国祭り。

巷はイベントだ会場設営だと騒がしいわ。
茶髪のにいちゃん、ねえちゃんが寝間着みたいな浴衣着て浮かれさ迷ってるわ。

いいですね。この落ち着かない雰囲気。


そんな非日常な今日の日に、マスターが作っていたのがこれ。

いわしのつみれ(=写真)


もうちょっとさぁ、お祭りの日なんだから赤とか黄色とか彩りの派手めな、華やかなメニューはなかったのかと小一時間。

寝間着浴衣の若者が、いわしのつみれを片手にキャッキャ言いながら金魚すくいとかやる?
間違いなくやんねーよ、、


  


Posted by ダイヤス at 15:10Comments(0)

2011年08月05日

佐賀バーグタワー



ハンバーグをぺったんぺったん仕込んでいたら、いつのまにやらバットが積み重なっていた。


ハンバーグタワー。


東京ではスカイツリーで地元はえらく盛り上がっているようですね。


佐賀のまちにも新名所がほしいやね。
Googleアースにドーンと映るようなやつば。


  


Posted by ダイヤス at 17:01Comments(0)

2011年08月04日

鳥皮実



鳥皮は焼き加減によって食感がガラリと変わります。

政局しだいでころころ態度が変わるセンセイ方のように。



右翼思想に傾倒していた学生時代。

この腐れきった世の中に正義の鉄槌を下し、愛国心溢れる力強いニッポンに変わらなければならんと、鼻息の荒い青年将校のように近所の焼き鳥屋で気勢を上げていた。

焼酎をあおりながらかじっていた鳥皮は、学生相手の安焼き鳥屋のつねで、カチカチに焼きすぎていたり、ブニョブニョな半生だったりといい加減な焼き方だった。

そんなマズシイもん食って管巻いてるやつらが世の中を変えてやるなんて、チャンチャラおかしいぜ。100年たってもムリっ!

と、冷めた目線で態度を変えてしまった自分も焼きすぎた鳥皮のように、頭カチカチの立派なオトナに変わってしまったのである。


  


Posted by ダイヤス at 18:17Comments(4)